悪玉物質「AGE」予防

活性酸素や病気、そして糖尿病の合併症の原因にもなっている元凶物質は「AGE」です。終末糖化産物と呼ばれる物質です

カテキンとビタミンB群がAGEを減らす

近年の研究では、AGEの産出を抑え、同時に体内に増えたAGEを減らす優れた働きが備わる栄養素も見つかつています。その栄養素とはカテキンとビタミンB1、B6 です。

緑茶の渋み成分がAGE排泄に効果的

カテキンは、緑茶の渋み成分として知られるポリフェノールの一種で、抗酸化作用や免疫力を高める作用、殺菌作用、血液中の悪玉のLDLコレステロールを除去して動脈硬化を防ぐ作用など、数多くの健康効果が確認されている栄養素です。

ガン、高血圧、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病に作用する緑茶

大豆や豚肉、ウナギなどに多いビタミンB1には、体内に取り込まれた糖の代謝を促したり脳などの中枢神経や手足の末梢神経を正常に機能させたりする働きが備わっています。

ビタミンB6は、レバーやカツオ、マグロ、ニンニクなどに多く含まれます。ビタミンB6のの主な働きとしては、摂取したたんばく質の分解・合成や、脂質の代謝があげられます。また、皮膚や粘膜の健康とも深くかわっており、不足すると湿疹や炎症が起こりやすくなります。

カチキンは薄い濃度でもAGEを強力に抑制

カテキンとビタミンB1、B6がAGEの産出を抑える働きは、大学の実験でも明らかにされています。

実験では、アルブミンに砂糖を加えたものを3つ用意し、それぞれにカテキン、ビタミンB1、B6を加え、37度Cに設定した孵卵器の中で3~6週間保存したあと、AGE阻害率を調べました。すると、AGE阻害率は、カテキンとビタミンB6では90%以上、ビタミンB1でも70%以上に達し、AGEの産出が強力に抑えられることが確認できたのです(。しかも、カテキンはビタミンB1、B6の30分の1の濃度でこうした効果が得られることもわかりました。

ビタミンB1、B6 の摂取が難しい場合は、ビタミンB群のサプリの活用もいでしょう。

純炭粉末 きよらは腎機能低下を抑える最後の切り札

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