今さら聞けないアルカリイオン水について

水は生命活動の基本

万病の元は活性酸素

整水器で人工的につくったアルカリ性の水でも、健康効果があることが確認されている。

アルカリイオン水は、整水器を使って水を電気分解してつくるアルカリ性の水のことです。ペットボトルや家庭用整水器としても注目されています。

1965年に当時の厚生省から「医療用物質生成器」として認可されています。その効能は、2005年の薬事認可により慢性下痢、消化不良、胃腸内異常発酵、制酸、胃酸過多、便秘に効果があるとされ、人工的に水をイオン化したことで、体が吸収しやすい利点もあります。

そもそもアルカリ性の水は、酸化したものを元に戻す還元作用があるの「機能水」として注目されています。

体内における酸化のほとんどは活性酸素が関係しているといいます。活性酸素の主な働きは、体内に異物が入ってくると、それらを敵と見なして酸化させて殺すこと。しかし、活性酸素が体内で大量に発生すると、遺伝子を傷つけたり、がんや動脈硬化、高血圧などの病気を発生させるリスクがあります。

日々の生活において少しでも活性酸素を抑えなければなりません。そのためにも、還元作用の高いアルカリ性の水を飲むことで、体内に発生した活性酸素の害を減らすことは必要でしょう。