気分障害の病態生理

3つに大別される

「内因性」「心因性」「身体困性」

3つに大別される

原因は未だにわからないことが多い

うつ病はなぜ起こるのか、その原因やメカニズムははっきりとしていませんが、スイスの精神科医キーホルツは、「内因性」「心因性」「身体困性」の3つに分けています。

「内因性」はその人の素質であり、遺伝子レベルでの問題です。脳内の「神経伝達物質」であるアミンなどの代謝に欠陥があるため、脳内の情報伝達が滞った状態にあります。このタイプには、「神経伝達物質」の働きを高める作用のある抗うつ剤が効果的です。

「心因性」は、いろいろな生活上のできごとや心理的な菖藤、過労など社会的な要因が影響しています。

「身体困性」は、身体的な病気や加齢が影響して起こるものです。

甲状腺の病気を発症したり、脳卒中の発作後にうつ状態になることがよく知られています。女性の場合、妊娠・出産・月経など女性ホルモンの影響でうつ状態になることがあります。

女性のうつ病は体の症状からはじまることが多い | 女性のうつ病
https://hood.minibird.jp/woman-clinical/2018/06/06/%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%ae%e3%81%86%e3%81%a4%e7%97%85%e3%81%af%e4%bd%93%e3%81%ae%e7%97%87%e7%8a%b6%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%af%e3%81%98%e3%81%be%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8c%e5%a4%9a%e3%81%84/

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